2039年、人類の調査隊は火星のタルシス台地で異文明の遺跡を発見したが、突然現れた異生命体によって全滅させられてしまう。その異生命体はタルシアンと名づけられ、その脅威に対抗すべく国連宇宙軍が組織された。
2046年、中学三年生の長峰美加子は、国連宇宙軍のロボットのパイロットの選抜メンバーとなり、翌年にはタルシアンの追跡調査のため編成されたリシテア艦隊の一員として、同艦隊旗艦〔リシテア〕に乗艦、地球を発つ。
ほのかな恋心を抱く友人
寺尾昇を残して。調査艦隊がタルシアンの痕跡を追って、地球から離れてゆくつれ、ミカコとノボルの距離も光年単位で離れ、二人の携帯電話メールのやりとりにかかる時間も次第に長くなってしまう。
ついにはミカコは地球から8.7光年の距離に位置する惑星アガルタに降り立つ。そこでミカコは、地球に届くのに8年もかかるメールを
ノボルに送信する。
携帯電話のメールをモチーフに、宇宙に出た少女と地球に残った少年の間でずれていく時間と二人の想いを描いた本作品は、大きなメッセージ性を備えており、それがヒットした要因の一つであるとされている。(Wikipedia)
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