『北斗の拳』の過去を描く物語で、週刊コミックバンチ創刊時の2001年から同誌の目玉タイトルとして連載されている。ただ、ストーリーや設定には北斗の拳と相容れない部分が多く、厳密な意味での前日談ではない。基本的な設定と世界観のみ共有するスピンオフ作品の色彩がかなり強いものである。
主人公は北斗神拳伝承者の霞拳志郎で、『北斗の拳』のケンシロウの2代前の伝承者であり、ケンシロウの伯父に当たる。霞拳志郎の性格付けは、同じく原哲夫による連載漫画『公権力横領捜査官
中坊林太郎』に近く、同氏の現在のヒーローの理想像を窺うことができる。
舞台設定は1935年頃の主に上海。日本を含め海外の列強勢力が多く入り込んでいる当時の“中国”(※)の状況を踏まえ、様々な社会的立場のキャラクターが登場する点は、文明崩壊し単純化された世界を舞台とした『北斗の拳』との大きな違いの一つ。
一方、それらのキャラクター同士の接触・対話の比重が多いため、『北斗の拳』ほどには北斗神拳を駆使して戦うといった場面は見られない。しかしながら、北斗神拳のライバルたちのルーツを辿るストーリーはファンを中心に見逃せないものとなっており、南斗聖拳を髣髴とさせる新たな流派、極十字聖拳の登場はファンを喜ばせた。(Wikipedia)
第1話 賞金首・闘王
第2話 江湖の義気
第3話 北斗を継ぐ者
第4話 蒼天に願え!
第5話 上海に立つ! (pandora)
第6話 虐殺の処刑遊戯!! (pandora)
第7話 激突 (pandora)
第8話 地獄の神に祈れ (pandora)
第9話 血塗られた宿命ゆえに (pandora)
第10話 北斗同士の戦い (pandora)
第11話 龍に問え!! (pandora)
第12話 復活の狼煙!! (pandora)
第13話 果てに… (pandora)
第14話 運命の旅 (pandora)
第15話 美しき馬賊 (pandora)
第16話 毅然たる献花 (pandora)
第17話 運命の悪戯 1/2 2/2
第18話 張太炎の奥義 1/2 2/2
第19話 忘れ得ぬ痛み 1/2 2/2
第20話 深く強き想い 1/2 2/2
第21話 祝宴と銃声 1/2 2/2
第22話 より良い明日へ 1/2 2/2
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