「お祭りのようだった世の中」がゆっくりと落ち着き、「夕凪の時代」と呼ばれた近未来の日本(主に三浦半島を中心とした関東地方)を舞台に、「ロボットの人」である主人公「アルファ」とまわりの人々の織りなす「てろてろ」とした時間を描く作品。
作中では、具体的な社会的状況は明示的に語られないが、断片的な記述を総合すると、地球温暖化が進行して海面が上昇し、人口も大きく減少していることが示唆され、文明社会が大きく後退している様子が示されている。
しかし、その世界に悲壮感は無く、ひとびとは平穏な日々を暮らしている。また、結局の所、詳しくは語られなかった「不思議な存在」も多く、そのまま作中の日常世界に組み込まれている。
これらの不思議については最終話まで真相が明かされることはなく、そのことによってこの作品がいわゆる「謎解き」を目的としない、まさに「紀行文」であることを示している。(Wikipedia)
ヨコハマ買い出し紀行 vol.1 1/2 2/2
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